英単語を覚えたくない、覚えられなくてイライラするという中学生向けの英語勉強法を紹介します。勉強のコツはストレスなくできる方法を選ぶことです。
テレビさえあればスグに始められる方法なので、挑戦してみてください。
NHKニュース7(夜7時から)、ニュースウォッチ9(夜9時から)などNHKのニュース番組では二か国語放送を行っています。二か国語とは、日本語と英語。
テレビのリモコンで副音声ボタン(音声切り替えボタン)を押すと、サブチャンネルの音声に切り替わり、英語でニュースを見ることができます。
これが英語の勉強にピッタリなんです。
メリットのひとつは内容がわかること。ニュース番組は映像も流れているので、英語がまったく分からなくてもどんな話題かは映像を見ていればわかります。
音声を消して、テレビをつけていても、ニュース番組ならどんなことを放送しているのかはだいたいわかりますよね。副音声(英語)にしても同じことです。
最初は英語がわからなくても、何を話しているかは理解できるものです。
まずは英語に慣れるという意味で、ストレスもかからず出来る勉強方法です。
また、ニュース番組にはスポーツコーナーや天気予報がありますよね。
ここでは毎日、決まったフレーズが繰り返されています。
スポーツコーナーであれば、どのチームが(だれが)勝った、負けた。
天気予報であれば、明日は晴れる、曇る、雨が降るなど。
こうしたものは繰り返し聞いていれば自然と覚えてしまいます。
英単語を暗記使用としなくても、自然と覚えてしまうというわけです。
さらに、ニュース番組には街頭インタビューというものが、しばしば登場します。
「〜についてどう思いますか?」といったインタビューです。
こうしたインタビューでは日本人が日本語で答えていても、画面上に日本語の字幕が表示されます。副音声にすると、これが英語に訳されて聞けるというわけです。
街頭インタビューの英訳はカンタンな英語に訳されることが多いので、中学生レベルでも文章がまるまる理解できることも少なくありません。ぜひ、聞いてみてください。
この勉強法は続けることに意味があります。
1回や2回、行っただけではほとんど意味がありません。
英語でニュースを見る習慣をつけてしまうことが大切です。
そのために続けるコツは、最初からすべて理解しようとしないこと。
最初は知ってる単語が出てきたらラッキーと思うぐらいで十分。
そのうちに、いつもよく聞くフレーズを覚えてしまうようになります。
あとは徐々に、わかる部分を増やしていくだけ。
英語を聞いているだけでも、リスニング力はつくので続けてください。
単語をコツコツ覚えるよりも実践的な勉強法なのでオススメします。